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約束があるというメイドのミアキルを、三番街の途中まで送る。 恋人が三番街の工場で働いているらしく、仕事柄会う機会もそう無いらしい。 三番街は治安が悪いから、と待ち合わせ場所近くまで一緒に向かったが… その判断は間違いでなかったのが少し残念だ。 ムカデの亜人…。 あの後、彼を捕まえることはできなかったそうだ。 彼の立ち振る舞いは、喧嘩や戦闘という行為を楽しんでいるものだった。 途中、参戦してくれた少年にも悪いことをしてしまった。 戦闘から離脱したことはわかったが、あれから再び亜人と出くわしていないことを祈る。 亜人のことを思いだすと同時に、 何故かフォルズの顔が浮かんでしまった。 何故、俺は亜人とフォルズの顔を一緒に思い出したのだろうか。 彼は…他者を無差別に攻撃するような人では決してないのに。 PR 兼ねてより約束していた、ユリウス姉さんを屋敷へ招く。 紅茶を飲み、菓子を食べて、語らう。なんでもないことかもしれないが、 俺にとっては新鮮でとても楽しいひと時だった。 街の友人を家に招いたのは、そういえば今日が初めてだったな。 本当に色んなことを話した。 花痣のこと、魔術のこと、好きな食べ物のこと、そして…俺の言動のこと。 少しだけ、女性と話す時の言葉に気を付けてみる。 しかし、ほとんどの女性は俺に見向きもしないから、きっと大丈夫だと思うけど。 エリーもユリウス姉さんのことを気に入ったようだ。 今度屋敷に来る時はアップルパイを焼いて持ってきてくれるらしい。 その時は、先にエリーを部屋に入れて出迎える準備をしておこう。 今日はシロチカとその妹マツリカちゃんと、 一緒に行こうと約束していた喫茶「ラ・ルーシュ」へ。 久しぶりに見たシロチカの姿は、以前と全く変わらない元気な姿だった。 それだけでも十分安心出来た。 彼の妹の前だったから、彼の仕事にまつわる話はなるべく話さないよう努めたが、 あの様子だと花痣の件もだいぶ落ち着いていっているのだろう。 妹のマツリカちゃんは、とても大人しい、いい子だった。 シロチカが目に入れても痛くないと言うように可愛がるのも、少しわかる気がする。 …これを彼に伝えたら、きっと別の方向に誤解されるかもしれないな。 ラ・ルーシュはメイドのカテリナに聞いた通り、本当に女性が多かった。 今回は同性で年も同じシロチカが一緒に居たから入れたが、 俺一人では入れそうにない雰囲気だったな。 噂のパンケーキは、想像を絶する甘さだった。 メニューにブラックコーヒーがあって本当によかった…本当に。 シロチカとマツリカちゃんはぺろりと仲良く完食していたが、 俺からしたら彼らは、やはり仕草がよく似た兄妹だと思う。 テレスが屋敷に来て一週間以上経ったが、後から聞いたら、 彼も今日非番だったらしい。 どこかでばったり会ったかもしれないな。 ……みんなにお土産でも買ってくればよかった。 タートル卿の食事会が延期になったので、午後は街へ出かけた。 通りかかった雑貨屋で、つい衝動買いをしてしまう。 猫……………………?の絵が描かれたクッションだ。 やわらかくて、ふかふかしてて気持ちがいい。 雑貨屋で出会った、本好きのターニャにも同じものを送った。 押し付けになっていないといいのだけれど。 彼女に送ったクッションにも、何か不思議な力があるのだろうか? 今度会ったら、聞いてみたい。 そして、とても礼儀正しい人だった。お礼なんて、本当に良いのに。 屋敷に戻ってエリーに見せてみたら…あまり怖がっていなかった。 むしろ、友達を見つけたように近くをうろうろしている。 エリーが気に入ったようだから、そのまま俺の自室のソファーに置いておくことにする。 怖がるようなら、隠してしまおうと思ったのだけれど。 一応猫の絵をつついてみたのだけれど、…何も反応はなかった。 鳴き声が聞こえたのは俺の勘違いだったのかな?でも、ターニャも聞いたと言っていたし… 謎は深まるばかりだ。 明るいうちに外に出たが、ほんの少し、街は落ち着いていっているように感じる。 詳しい話はわからないが、花痣の件はどうなったんだろうか。 ユリウス姉さんからはあれから連絡も無い。 連絡が無いということは、いいことかもしれないし、…悪いことかもしれない。 この日記を書き終えたら、手紙を出そう。 (文章の末尾には、へたれた線で(ΦwΦ)と描かれた落書きが一つ)
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