× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 一日中雨が降っていた。 稽古と庶務の間を縫って、和傘を持った母様と少しだけ外に散歩に出かける。 傘の柄が変わる様子に、母様と二人で驚いた。 傘を受け取った時に、少しだけ水をかけて見せてもらっていたけど、やはりそれとは違う。 今日はやけに書類が多くて…仕事が深夜まで及んでしまった。 夜の雨を見ると、あの日を思い出して…つい、歓楽街近くまで出かけてしまって。 でも、今思うと、その判断は良かったかもしれない。 治安部隊のあの中性的な人…アルトは、もし、俺や鍛冶師のプロミス兄さんがやってこなかったら、 今頃倒れてしまっていたのかもしれない。 とても真面目で…勤勉な人なんだろう。 裏通りを抜けたら、本当にみるみる体調が戻ったみたいだけど…、 本当に病院に行ってくれるだろうか? それだけが、少し心配だ。 瞳の色が切り替わる病気…いや、呪いかな。そういう物が、あるのだろうか。 アルトを治安部隊まで送ったあと、プロミス兄さんを2番街まで送る。 ゆったりとした雰囲気を持った、良い人だ。 屋敷に戻ったのは遅い時間になってしまったが、どうにかみんなを起こさずに帰れたみたいだ。 …起きてないよな? PR
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