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「剣と魔法の世界オルガニア」PC「アルヴァー・ベックマン」「タルト・アーノック」の日々を綴った日記帳、という体で邂逅録をまとめるブログです。 他PC様の名前をお借りしますので、NGな方はコメント欄、もしくはオルガニア私書箱にてご連絡ください。
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昨夜のアルトの件が引っかかって、今日も裏通りへ向かう。
雨はまだ降っていた。天候はもうしばらく落ち着かないのだろうか?

裏通りには、結局呪いもトラップも、特に発見することはできなかった。
…あの人自身にしか、あの現象は引き起こされないんだろうか?
巡回中のシロチカと出会って、花痣の症状に、目の色が変わると言ったものは無いと聞いた。
他にもいくつか花痣の症状について聞いたが、シロチカとの内緒だ。

シロチカと、妹のマツリカちゃんと今度中央広場のラ・ルーシュに行く約束を交わす。
少し疲れたように見えていたシロチカの、息抜きになればいいのだけれど。

本当にシロチカは、甘いものと妹のことが大好きなんだな。
兄弟か…俺は一人っ子だから、少し羨ましいかもしれない。






上の文章を書いていたら、エリーが膝の上に座り込んできた。
ごめんよ、エリーも立派な家族さ。今日は一緒に寝ようかな。



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一日中雨が降っていた。
稽古と庶務の間を縫って、和傘を持った母様と少しだけ外に散歩に出かける。
傘の柄が変わる様子に、母様と二人で驚いた。
傘を受け取った時に、少しだけ水をかけて見せてもらっていたけど、やはりそれとは違う。

今日はやけに書類が多くて…仕事が深夜まで及んでしまった。
夜の雨を見ると、あの日を思い出して…つい、歓楽街近くまで出かけてしまって。

でも、今思うと、その判断は良かったかもしれない。
治安部隊のあの中性的な人…アルトは、もし、俺や鍛冶師のプロミス兄さんがやってこなかったら、
今頃倒れてしまっていたのかもしれない。
とても真面目で…勤勉な人なんだろう。
裏通りを抜けたら、本当にみるみる体調が戻ったみたいだけど…、
本当に病院に行ってくれるだろうか?
それだけが、少し心配だ。
瞳の色が切り替わる病気…いや、呪いかな。そういう物が、あるのだろうか。

アルトを治安部隊まで送ったあと、プロミス兄さんを2番街まで送る。
ゆったりとした雰囲気を持った、良い人だ。

屋敷に戻ったのは遅い時間になってしまったが、どうにかみんなを起こさずに帰れたみたいだ。
…起きてないよな?

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昼間は、和傘を差して散歩に出かけるという母様に付き添って、一番街の公園まで一緒に歩く。
近所の奥方たちとも、少しずつ打ち解けているらしい。本当によかった。
和傘について、話題は持ちきりだったな。アメリア姉さんに感謝しないと。

今日は、約束の手合せをフォルズと行う日だった。
母様と屋敷に帰った後、軽くストレッチとスパーリングをして、待ち合わせの酒場まで向かう。

ストリートファイトが、どちらが勝つかお金を賭けるものだなんて、知らなかったよ!
俺は、フォルズと試合が出来ればそれでよかったから、お金は賭けなかったけど。

結果は、俺の奥の手…魔術暴発で、俺の勝ちになった。
だが、あのまま戦っていたら、確実に戦術負けしていたことだろう。
フォルズは、心から戦いを楽しんでいた。
俺も戦えるのを心待ちにしていたけど、
…なぜだか、戦いの時に見たフォルズの笑顔が、頭から離れない。
恐れ…だと思う。何に俺は恐れているのか、それはまだわからない。

フォルズと会うと、いつも服を脱いでいる気がする。
彼も言っていたが、ゆっくり話をしてみたい。

手合せの後は病院に行ったけど、口に出来た傷は大したことは無いらしい。
数日ガーゼを当てていれば、すぐに治るそうだ。
フォルズの火傷も、数日で治るものらしい。本当に良かった。

ベックマン流の改善法、弱点。そういったものが後少しで完全に分かる気がする。
明日、父様が元気だったら、相談してみよう。






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夜、お世話になっている方の食事会へと向かった。
だけど、みんな「花」のことが心配みたいで、話もそこそこに、食事会は終わってしまった。

帰り道に、「花」の病気…「花痣」にかかった冒険者を見つける。
ルノーが通りかからなければ、俺は一体どうなっていたんだろうか。
「黒い種子」…治安部隊や、病院の人達はアレをそう呼んでいた。

アレに、触れていたら、俺も…
考えるのはよしておこう。今は、ルノーに感謝を。

病院で、治安部隊の隊員の肩から聴取を受ける。
逃げていったと思われる黒いローブの人物のこと、黒い種子のこと、
覚えていることは全て話した。

…治安部隊の人たちも、チェ病院の人たちも、みんなどこかピリピリとした雰囲気だった。
ゲオルクさんや、シロチカ、ラハナー兄さん、テオ兄さん、イグナート、ウォルト…
最近会えていないけど、ここ最近で体調を崩していたりしていないだろうか。
花痣にかかったり、していないだろうか?
ローメット先生も、医者だから、今頃仕事の最中かもしれない。

俺に出来ることは、自分が花痣にかからないこと。注意を怠らないこと。
ベックマン家、門下生を守ることが、当主としての義務だ。
花痣と魔女の騒動が収まるまでは、よく用心しておかないと。

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最近、街が騒がしい。
「魔女」とか「花」とか、主にその話題でもちきりだ。

まさか、自分がその話題の魔女と遭遇するとは、思いもよらなかったんだ。
酒場で一人座っていたら、たくさんの猫に襲い掛かられるなんて!

それが魔女の悪戯だと知るのはもう少し先の話だったけど。
俺と同じく、魔女の悪戯にかかって水を浴びせられたフォルズから、
そのことを教えてもらった。

フォルズは冒険者ギルドの一人で、ギルドでも花についての依頼がいきなり増えたらしい。
病気、らしいけど…屋敷のみんなにも、門下生にも、
街に出る時はよく注意するよう、明日召集して言っておかないと。

フォルズと、手合せの約束をした。
恐らく、彼は棍を主に使う戦い方だと思う。
そういえば、
最後に手合せをしたのはアメリア姉さんとだったな。あの人の力も相当のものだった。
街の戦士と戦うのは久しぶりだ。今から楽しみだな。

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