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普段は朝から稽古の日だが、花痣の件で事前に休みにしておいた。 自主練習はやったが、どうにも動き足りない。 夜中にこっそり抜け出して、近くの公園まで走りに行ったが、そこで治安部隊のヤトと出会う。 エメト兄さんが受けていた職務質問、を初めてきちんと受けたが、 ヤトはとても丁寧な対応だった。 ヤトは、市民の盾になることは、治安部隊の仕事、存在意義と言っていた。 確かに、そうかもしれないが、どうにも…引っかかるけど… 俺がベックマン家を守るように、治安部隊もオルガニアを守らなければならない。 当たり前の言葉かもしれないが…やはり、俺は、盾という言葉はあまり好きじゃないな。 彼にそう言ったら、きっとまた怒られるかもしれない。 治安部隊ではないヤトと、ゆっくりと話をしたいな。 言動から、公私を別ける人なのだろう。 ユリウス姉さんからも、ヤトから言われたんだ。 しばらくは屋敷から、出ないようにしよう。…出来れば。
ユリウス姉さんからの手紙を受け取り数日が経ち、しばらく屋敷の中に居たが、 やはり俺は、自分の足で情報を手に入れたかった。 どんな時でも、酒場には人と情報がたくさんある。 そう思って、大きな酒場を探していたが、見つけたのは黒いローブの魔術師だった。 そこでユリウス姉さんとも出会い、叱られながらも共闘し、魔術師を捕える。 その後治安部隊の方々に魔術師の身柄を渡したが、あれからどうなっただろうか。 ユリウス姉さんも足早にどこかへ行ってしまった。 俺が隊員を探しているほんの少しの間、 魔術師と姉さんの間に、なにか起こっていたのではないか? 生まれて始めて、肌で感じるほどの殺意と悪意に出会った。 背中の痛みは、もうすっかり治まったが、ふとした時に魔術師の姿を思い出す。 隊員に聴取を受けた時に改めて知ったが、魔術師は俺が出会った者以外にも 複数人いるらしい。 悪意の固まりのような者たちなんだろう。被害が広まる前に、全員捕まってほしい。
これからは気を付けよう。
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